凩

「凩」を言う字を見ると風の中で寒さに耐える木を思う。
「木枯らし」と書くと晩秋、最後まで残った草木に引導を渡す寒い風を想像する。
今日、関東地方は木枯らし一番。
昨日は夏日で、夜になってから風が強くなった。
一昨日は濃い目の霧。
昨晩…妻と風の音を聞き乍ら、明日はきっと寒いよ。季節が変わる音がする。
などと話した。

すっかり冬の兆し。咲き残った花に僅かに秋の色。

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