徒然なる椅子屋

日々のたわごと

肥後守

コピー用紙や画用紙にアイデアポンチ絵を描くときには鉛筆を使用する。
いつも使う鉛筆は「GEKKOSO 8B」と「筆鉛筆 10B」。
その鉛筆を削る時に使うのが肥後守なのだった。
便利な鉛筆削り機と違って「指を切るかも…」という緊張感とリスクを味わえる。
肥後守でも鉛筆削り機でも描くポンチ絵に変わりは無いのだが…。
何となく手で削ると良い案が浮かびそうなのでコレで削るのだった。
しかし、この様な小さな刃物でも持ち歩くと銃刀法違反になりかねない昨今。
捕られては大変なので持ち歩くことはしない。
肥後守兵庫県の「永尾駒製作所製造」の登録商標なので、コレは厳密にはコピー品。
でも、うまく研げば結構切れる良い刃物だ。
小学校の頃、研いで出来るだけ尖らせる事が流行ったが…。
切れなくなったり、いつの間にか真っ赤に錆びたりして、次第にボンナイフに替わった。
近年、新しく手に入れてまた使い出したらこんなに小さかったかな…と思った。
当分の間は研いだり、削ったりを楽しめそうだ。

最高級特製品「本打割込肥後隆義」新潟(有)富真製